銀行口座は複数持ちがおすすめ

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銀行口座を作る目的としては、預金、保険、投資信託、ローンなど、いろいろあると思いますが、この記事では普段使いを目的として作成する普通預金口座という視点で書いています。

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普通預金口座の役割

普通預金口座は自由に現金を出し入れすることができる口座で、具体的な手段として次のようなものがあります。

  • 預け入れ:口座に現金を入金する
  • 引き出し:口座から現金を出金する
  • 振込ふりこみ:他の口座へ送金する
  • 振替ふりかえ:定期的・自動的に口座から引き落とされる
  • 受取り:給料や年金を受け取る

最近は銀行窓口での利用が減り、ATMやインターネットバンキングを利用することが普通になってきました。その方が各種手数料も安くなります。

優遇サービスの仕組みを上手に利用しよう

最近、現金の引き出しや他口座への振込には、手数料が必要となる場合が多くなってきました。一方、普通預金の利子がほぼゼロ(年0.001%)の状態が続いているので、手数料をできるだけ節約しないと預金が目減りしてしまいます。

では、どうしたらいいか。

どの銀行にも預金残高や各種銀行サービスの利用度などに応じて優遇サービスを受けられる仕組みがありますので、上手に利用すれば預金の目減りを防ぐことも可能になります。

私が作った銀行口座の役割分担

口座を作る際には利便性(ATMの設置場所や数)、経済性(各種手数料や利子)、制約条件(振替や受取りに利用できる金融機関は限定される)など検討すべき点が多く、すべて満足できるような銀行を見つけるのは至難の業なので、口座の複数持ちがお勧めです。

私は4つの銀行に普通預金口座を作り、次のように役割を分けています。

  • 新生銀行 現金の引き出し、他の銀行口座への振込、 電気・水道料金の口座振替
  • イオン銀行  クレジットカードの口座振替、WAONへのチャージ
  • 三菱UFJ銀行 国民健康保険料、固定資産税、一部クレジットカードの口座振替
  • 山陰合同銀行 介護費用の口座振替

この中では新生銀行をメインとして利用し、新生銀行から他の3行へ振込を行っています。逆方向のお金の流れはありません。

新生銀行の特徴

新生銀行は日本長期信用銀行の破綻後に再建された銀行です。

新生銀行の普通預金口座は、総合口座(パワーフレックス)に含まれています。通帳は発行されず、入出金の状況はインターネットバンキングでの確認となりますので、実態はネット銀行と言っていいと思います。

自前のATMはありませんが、全都市銀行・ゆうちょ銀行・コンビニなど、提携ATMの数がとても多いので使い勝手はよい方だと思います。現金のATM引き出しには手数料が必要ですが、優遇サービスを受けられるようにして節約しています。

新生銀行の優遇サービス「新生ステップアッププログラム」

新生銀行の優遇サービスの仕組みは「新生ステップアッププログラム」と呼ばれ、スタンダードゴールドプラチナの各ステージに分かれます。

現金のATM引き出し手数料はゴールドプラチナになれば無料になります。例えば、普通預金の月平均残高が100万円以上あればゴールドになるので、それほど高いハードルではないでしょう。

ネットによる他口座への振込手数料はゴールドは月5回、プラチナは月10回まで無料になります。

私は現在プラチナなので、現金の引き出しや他口座への振込には新生銀行を利用して手数料を節約しています。

イオン銀行の特徴

イオン銀行はネット銀行です。紙の通帳は発行されませんが、入出金の状況はインターネットバンキングや専用の通帳アプリで確認できます。足を運んで記帳しないと確認できない通帳より、すぐに確認できるスマホアプリの方がむしろ便利です。

現金のATM引き出し手数料は、イオン系のスーパーやミニストップに設置されているイオン銀行ATMを使えば、いつでも無料です。提携銀行(みずほ、ゆうちょ、三菱UFJ)のATMでも平日日中の引き出し手数料は無料です。

なお、イオン銀行のキャッシュカードは3種類用意されています。「イオンカードセレクト」というカードを作っておくと後述する「イオン銀行スコア」の獲得に有利になります。

イオン銀行の優遇サービス「Myステージ」

イオン銀行の優遇サービスの仕組みは「Myステージ」と呼ばれ、ブロンズシルバーゴールドプラチナにの各ステージに分かれます。ステージの判定に使われる「イオン銀行スコア」は、預金残高よりも各種銀行サービスの利用度が重視されています。

Myステージでは、普通預金の金利がブロンズ年0.03%、シルバー年0.05%、ゴールド年0.10%、プラチナ年0.15%になります。私は現在ゴールドなので、通常の金利0.001%の100倍です。

Jiji
Jiji

2020年4月30日(木)からブロンズ年0.01%、シルバー年0.03%、ゴールド年0.05%、プラチナ年0.1%に金利が引き下げられたのだ。

提携銀行ATMの利用手数料は、平日日中以外の手数料もブロンズは月1回、シルバーは月2回 、ゴールドは月3回、プラチナは月5回まで無料になります。

ネットによる他行への振込手数料は、シルバーは月1回 、ゴールドは月3回、プラチナは月5回まで無料になります。

三菱UFJ銀行の特徴

三菱UFJ銀行は日本の3大メガバンクのひとつです。全国展開していますが、店舗の無い県もあります。山陰地方(島根県、鳥取県)には店舗も自前のATMもありません。

現金のATM引き出し手数料は、三菱UFJ銀行ATMを利用すれば、8時45分~21時の間は年中無料です。提携銀行の一部のATMでも平日日中(8時45分~18時)の引き出し手数料は無料です。

三菱UFJ銀行の口座は、最初に江東区に引っ越してきた時に、家賃の口座振替用に比較的近くの深川支店で作りました。現在は江東区への国民健康保険料の口座振替に必要となっています。居住地の近くの銀行口座は、サービス面でお得とは言えなくても、必要となることは多いです。

三菱UFJ銀行の優遇サービス「メインバンクプラス」

三菱UFJ銀行の優遇サービス「メインバンクプラス」は、公式ホームページを見ても仕組みが分かりにくいことと、新生銀行やイオン銀行に比べるとお得感が感じられないことから、気に留めていません。

山陰合同銀行の特徴

山陰合同銀行は、山陰地方(島根県、鳥取県)を基盤とした地方銀行です。

現金のATM引き出し手数料は、山陰合同銀行ATMを利用すれば、平日日中(8時45分~18時)は無料です。提携銀行(広島銀行、伊予銀行)や山陰地方の信用金庫のATMでも平日日中(8時45分~18時)の引き出し手数料は無料です。ゆうちょ銀行ATMやコンビニATM(ローソン銀行・イーネット・セブン銀行)の場合は手数料が掛かります。

私が山陰合同銀行の口座を作ったのは今年4月です。実家の父の介護費用の口座振替に他の3行の口座が利用できなかったからです。

余談ですが、仕事を辞めたタイミングで時間があったので、口座を作りに東京支店まで足を運びました。東京支店にはATMが無く、地方銀行の経営の厳しさを見た思いがしました。

山陰合同銀行の優遇サービス「スーパーマイポイントサービス」

山陰合同銀行の優遇サービスの仕組みは「スーパーマイポイントサービス」と呼ばれ、ステージ1~4に分かれます。各ステージは預かり資産の総額や銀行サービスの利用度で判定されます。

スーパーマイポイントサービスでは、山陰合同銀行ATMの時間外手数料やコンビニATM(ローソン銀行・イーネットのみ)の利用手数料のキャッシュバックが受けられます。ステージは月1回、ステージは月3回まで、ステージは全額がキャッシュバックされます。ステージ3の条件は預かり資産額300万円以上となっており、ハードル高めです。私は現在ステージなので、月1回しか手数料無料になりません。

結局、東京では現金のATM引き出しに手数料が掛かってしまうので、口座振替専用の口座として利用しています。

2020年1月から、スーパーマイポイントサービスが廃止され、取引に応じた個人向け優遇サービスに変更されました。預かり資産額300万円以上でATM手数料が全額キャッシュバックされる点は変わっていませんでしたが、2021年4月から預かり資産額によるキャッシュバックはなくなります。

まとめ

以上、銀行口座の使い分けの一例にすぎませんが、何かしら参考になれば幸いです。

最後に、簡単にまとめておきます。

  • 新生銀行の優遇サービスを利用して手数料を節約する
  • イオン銀行の優遇サービスを利用して利子を増やす
  • 上記2行で口座引き落としができない場合、他の銀行口座から引き落とす

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