台風19号に対する江戸川区の対応

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荒川(葛西橋から)
葛西橋から撮影した荒川(2019年10月13日11時頃)
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台風19号から見えること

江東区の隣りの江戸川区が発行している広報紙「広報えどがわ 」11月10日号( No.1930)に特集記事「巨大台風はまたすぐやってくる可能性があります!台風19号から見えること」が載っていました。江戸川区公式ホームページにはウェブ版も載っています。

対応の経過について情報公開する自治体は多いと思いますが、この広報紙の記事では対応の根拠も示されています。こういった情報公開の姿勢はとても良いことだと思いますので、記事の内容をかいつまんで紹介します。詳細は江戸川区公式ホームページでご確認ください。

台風19号の対応経過

気象庁から提供された情報の概要と江戸川区の対応が時系列で示されています。台風19号上陸の4日前(10月8日)に情報連絡体制が設置され、災害対策会議の設置(11日)、避難勧告の発令(12日)となっています。

なぜ豪雨になると江戸川区に洪水のおそれが?

江戸川区の西側には荒川が流れていて主に埼玉県に降った雨が流れ込み、区の東側には江戸川が流れていて主に群馬県や栃木県に降った雨が流れ込みます。江戸川区の洪水のリスクはそれぞれの河川の流域の雨量に左右されます。

今回、なぜ新中川西側だけに避難勧告が?

今回の避難勧告は江戸川区のおよそ西半分の区域に発令されました。これは、3日間の総雨量が500ミリメートルを超える可能性もあるという気象庁からの情報を受けて、3日間総雨量が516ミリメートルの場合の荒川洪水浸水想定区域図に基づいて判断されました

結果的には荒川流域の3日間総雨量は423ミリメートル(13日18時時点、気象庁による)で、想定雨量500ミリメートルを超えませんでしたが、かなり迫っていたと言えます。

今回の豪雨により増水した荒川の様子

熊谷水位観測所(埼玉県)と岩淵水門(東京都北区)付近の平常時と増水時の写真が載っています。今回は荒川下流部での氾濫は免れましたが、増水して河川敷が水没している様子が分かります。

今後に向けて

最後に「今回、荒川下流部や江戸川は氾濫しませんでしたが、気象条件が違えば区内でも大規模な被害があったかもしれません」と記しています。

例えば、台風の動きがもう少し遅くて降雨時間が4~5時間長引けば、荒川流域の総雨量が500ミリメートルを超えて荒川が氾濫していたかもしれません。

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