洪水被害に備えてハザードマップを活用しよう

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浸水した地域の多くはハザードマップの想定エリア内

先月の台風19号の洪水による浸水被害は広範囲に及びましたが、浸水した地域の多くが洪水ハザードマップの浸水想定エリア内だったそうです。自宅周辺や通勤・通学経路の洪水災害のリスクを確認する際、洪水ハザードマップは有効な資料となります。

過去の洪水被害の有無よりハザードマップの浸水想定エリアを重視すべき

洪水ハザードマップの浸水想定エリアに含まれている場合、そこは浸水することを前提として備えるべきです。これまで洪水の被害が無かったから大丈夫と考えるのは油断以外の何ものでもありません。

ハザードマップはどこにある?

ハザードマップは、 都道府県が作成する被害想定を基にして各市区町村が作成しています。洪水だけでなく、土砂災害、津波、火山など災害ごとにハザードマップが作成されています。

市区町村のホームページ

各市区町村のホームページにハザードマップが掲載されていますので、あらかじめダウンロードするなどして自宅周辺の災害リスクおよび避難場所・経路を確認しておきましょう。

国土交通省のハザードマップポータルサイト

通勤経路など複数の市区町村の情報を入手するには、国土交通省のハザードマップポータルサイトが便利です。

「重ねるハザードマップ」は、国が管理する445河川と都道府県が管理する107河川について、浸水の想定最大エリアが地図上に表示されます。

重ねるハザードマップ
洪水ハザードマップの例

「わがまちハザードマップ」は、市区町村を選択すると、作成済みのハザードマップへのリンクが一覧表示されます。

わがまちハザードマップ
ハザードマップへのリンク一覧の例

市区町村の施設

洪水ハザードマップ(印刷版)は各市区町村の役所・出張所などで入手できます。私が住んでいる江東区では区立図書館にも置いてあります。

洪水ハザードマップがない自治体も

一方、宮城県では洪水ハザードマップがない自治体で洪水の被害が出た所がありました。

ハザードマップを作成していなかった理由は、宮城県が市町村の被害想定を作っていなかったためということです。被害想定区域がなければ市町村はハザードマップを作れないので、来年の出水期までに作成できるように、県は早急に被害想定を作成する必要があります。

想定雨量を超えると浸水域は想定より拡大

実は、洪水ハザードマップの浸水想定エリア外なら絶対に浸水しないということではありません。浸水想定エリアは河川の流域に降る最大規模の想定雨量を基にして予想したものなので、想定雨量を超える大雨が降れば実際の浸水域は想定エリアよりも拡大します。

最大規模の想定雨量を超えることは滅多にありませんが、温暖化が進行して以前より豪雨の頻度が増しているので油断は禁物です。

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