新型コロナウイルスへの対応に関する安倍総理記者会見の内容の要約

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

2月29日(土)午後6時から、安倍総理の新型コロナウイルスへの政府の対応に関する記者会見が行われました。首相官邸のホームページに会見の全文および動画が掲載されています。

全文のままでは長いので、自分なりに整理・要約してみました。『』は発言の切り抜きです。

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専門家の見解は

冒頭で、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が2月24日(月)に示した見解について述べました。以下は要点です。

  • わが国では、連日、感染者が確認される状況
  • 現状では、感染拡大のスピードを抑制することが可能
  • これからの1、2週間が急速な拡大に進むか収束できるかの瀬戸際

『今からの2週間程度、国内の感染拡大を防止するため、あらゆる手を尽くすべきである、と判断いたしました』

専門家会議の見解を踏まえ、国内の感染拡大を防止するため、あらゆる手を尽くすべきであると判断して要請を行ったと述べました。以下は要点です。

  • 多数の人が集まる全国的なイベントの中止、延期、規模縮小などを要請した
  • 全国すべての小中学校、高校、特別支援学校で3月3日から春休みまで臨時休業を要請した
  • 今年度予備費を活用した第2弾の緊急対応策を今後10日程度のうちに取りまとめる

『様々な課題に万全の対応を採る決意であります』

第2弾の緊急対応策に盛り込まれる内容なのか、それとは別の話なのか判然としませんが、前者と解釈しました。

  • 業種を限らずに雇用調整助成金を活用し、1月まで遡って支援を実施
  • 中小・小規模事業者への強力な資金繰りの支援
  • IT技術を活用しながら、社会のあらゆる分野で遠隔対応を進める
  • 世界経済の動向を注視し、そのインパクトに見合った必要かつ十分な経済財政政策

『重症者の発生を最小限に食い止めるべく、盤石な検査体制、医療体制を構築していく』

ウイルス感染者の多くは軽症であるとともに治癒する例も多いという専門家の評価を紹介しつつ、重症者の発生を抑えるための検査体制・医療体制の構築について説明しました。以下は要点です。

  • 地方の民間検査機関や大学に試薬などを提供し、一層の検査能力の拡大に努める
  • 広域融通によって必要なPCR検査が各地域で確実に実施できるよう国が仲介する
  • 来週中に、PCR検査に医療保険を適用する
  • 緊急時には感染症指定医療機関の病床を最大限動員し、5,000床を超える病床を確保する
  • 検査作業を15分に短縮できる新しい簡易検査機器の3月中の利用開始を目指す
  • 必要な物資の提供など緊急事態宣言を発出した北海道へのあらゆる協力を惜しまない

さらに今後は

  • (北海道に対して)『必要となる物資の提供など、あらゆる協力を惜しまない 』
  • 『あらゆる可能性を想定し、立法措置を早急に進める』
  • 『政府の力だけでこの闘いに勝利を収めることはできません』
  • 『これからも先頭に立って、為すべきことは決断していく決意』
  • 『改めてお一人お一人の御協力を、深く深くお願いする』

以下は個人的な感想です

全国一斉休校を要請することを表明した2月27日から記者会見を行うまで、目新しい内容が追加されたわけでもないのに、時間が空いたことに疑問を感じました。

臨時休校の要請について、全国一斉にした点はやりすぎのように感じました。感染拡大のスピード抑制策として、それなりに効果はあるでしょう。しかし、感染者が発生していない地域では発生してから休校することにしても、重症者の発生を抑えるという観点からすれば、対応が遅くはないように思えます。

このタイミングでは、北海道における感染拡大防止と重症者発生の抑止こそ最優先事項ではないでしょうか。

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