アイスランドを渡航中止勧告の対象にした理由が分かった

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Gerd AltmannさんによるPixabayからの画像

3月16日(月)に外務省がアイスランドを渡航中止勧告の対象にした理由が不明でしたが、どうやら1万人あたりの感染者数が多いことが理由のようです。

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欧州各国に対する感染症危険情報

3月23日(月)に発出された感染症危険情報によって、以下のヨーロッパの国々がレベル3(渡航中止勧告)になりました。

1 レベル3の地域

(1)アンドラ、イタリア(※)、エストニア、オーストリア、オランダ、スイス(※)、スペイン(※)、スロベニア、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、フランス、ベルギー、マルタ、モナコ、リヒテンシュタイン及びルクセンブルク全土(引き上げ)((※)を付した国のうち、既にレベル3を発出している地域については、レベル3を継続。)

(2)アイスランド及びサンマリノ全土(継続)

海外安全ホームページ 欧州各国に対する感染症危険情報の発出(一部の国のレベル引き上げ)(2020年3月23日更新)より引用

レベル3に引き上げまたは継続した理由について、以下のように説明されています。

 欧州各国では、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大しており、3月17日(現地時間)、欧州理事会は、欧州委員会の提案したアプローチに基づき、不可欠でないEUへの渡航の一時的制限を適用することにより、外部国境を強化することで合意し、これに基づき各国により入域制限が実施されつつあります。特にこれらの国の全土において、感染者数が急速に増大するとともに、1万人当たりの感染者数も極めて高い状況となっています。

 これらを含む様々な状況を総合的に勘案し、上記(1)に発出している感染症危険情報をレベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))に引き上げます。なお,アイスランド及びサンマリノ全土については感染症危険情報レベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))を継続します。

海外安全ホームページ 欧州各国に対する感染症危険情報の発出(一部の国のレベル引き上げ)(2020年3月23日更新)より引用

参考にレベル2の国々を挙げておきます。

2 レベル2の地域

アイルランド、英国、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スロバキア、チェコ、ハンガリー、フィンランド、ブルガリア、ポーランド、ポルトガル、ラトビア、リトアニア、ルーマニア全土(継続)

海外安全ホームページ 欧州各国に対する感染症危険情報の発出(一部の国のレベル引き上げ)(2020年3月23日更新)より引用

アイスランドがレベル3になった理由

アイスランドがレベル3になったのは、感染者数が急増して1万人あたりの感染者数が極めて高いと判断されたためのようです。

外務省海外安全ホームページに、各国の1万人あたりの感染者数のグラフが掲載されています。

新型コロナウイルス 各国の1万人あたりの感染者数
2020年3月23日(月)時点

ヨーロッパについては、1万人あたりの感染者数が2人以上の国を一律でレベル3にしたようです。判断基準としては単純で分かりやすいのですが、「様々な状況を総合的に勘案し」という説明とは矛盾します。

世界保健機関(WHO)の3月22日のCOVID-2019状況報告によれば、アイスランドの感染者数は473名(前日から64名増)、死亡者1名(同0名増)なのに対して、英国の感染者数は5,018名(同1,035名増)、死亡者233名(同56名増)です。アイスランドをレベル3にして英国をレベル2にしていることには疑問を感じます。

3月25日にレベル3の国が増えました【2020年3月25日追記】

外務省から3月25日(水)に発出された欧州各国に対する感染症危険情報によって、アイルランド、スウェーデン、ポルトガルのレベルが引き上げられてレベル3(渡航中止勧告)になりました。 3月25日時点の1万人あたりの感染者数がいずれも2人以上になっています。

2020年3月25日(水)時点

アイスランドへの入国制限

EU諸国と同様、アイスランドでも3月20日(金)から外国人(EFTA、EU圏、英国を除く)の入国が制限されていますので、日本人はアイスランドに入国できなくなっています。

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