9月21日(月)に将棋の第5期叡王戦(七番勝負)第9局が行われて、挑戦者の豊島将之竜王が永瀬拓矢叡王を破って、通算4勝3敗2持将棋でタイトルを奪取しました。おめでとうございます。豊島竜王は8月に名人のタイトルを失ったばかりでしたが、早々と二冠に復帰しました。
対局日 | 対局場 | 手数 | 勝者 | |
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第1局 | 6月21日(日) | 伊豆今井浜温泉 今井荘 (静岡県河津町) | 115 | 豊島(先手) |
第2局 | 7月5日(日) | 城崎温泉 西村屋本館 (兵庫県豊岡市) | 222 | 持将棋 |
第3局 | 7月19日(日) | 亀岳林 万松寺 (愛知県名古屋市) | 207 | 持将棋 |
第4局 | 7月19日(日) | 亀岳林 万松寺 (愛知県名古屋市) | 232 | 永瀬(後手) |
第5局 | 7月23日(木) | 東京・将棋会館 (東京都渋谷区) | 113 | 永瀬(先手) |
第6局 | 8月1日(土) | 関西将棋会館 (大阪府大阪市) | 139 | 豊島(先手) |
第7局 | 8月10日(月) | 東京・将棋会館 (東京都渋谷区) | 91 | 永瀬(先手) |
第8局 | 9月6日(日) | 鶴巻温泉 元湯陣屋 (神奈川県秦野市) | 75 | 豊島(先手) |
第9局 | 9月21日(月) | 東京・将棋会館 (東京都渋谷区) | 111 | 豊島(先手) |
豊島竜王は、来月9日(金)から挑戦者の羽生善治九段との第33期竜王戦が始まります。羽生九段がタイトルを獲得すれば通算100期の大台に乗るので、注目度が自然と上がっています。豊島竜王は、2018年から棋聖、王位、名人、竜王、そして今回の叡王と次々にタイトル獲得に成功しているものの、まだ1度も防衛に成功していません。竜王のタイトルの行方が気になります。
一方、永瀬王座は挑戦者の久保利明九段と第68期王座戦を戦っている最中です。第2局まで進んで、1勝1敗となっています。永瀬王座としては何としてもタイトルを防衛したいところでしょうね。
#豊島将之 竜王が勝利
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) September 21, 2020
【 #叡王戦 七番勝負第9局】
●永瀬拓矢 叡王 VS ○豊島将之 竜王
永瀬拓矢叡王に豊島将之竜王が挑戦する第5期叡王戦七番勝負第9局が9月21日(月・祝)に東京・将棋会館にて行われ、豊島竜王が111手で永瀬叡王に勝ち4勝目を挙げ、叡王を奪取しました。https://t.co/IAImSg0M5T
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