12月5日(土)から6日(日)にかけて行われた将棋の第33期竜王戦(七番勝負)第5局で豊島将之二冠(竜王、叡王)が挑戦者の羽生善治九段を破り、通算4勝1敗で竜王のタイトルを防衛しました。おめでとうございます。
対局日 | 対局場 | 手数 | 勝者 | |
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第1局 | 10月9日(金) 10月10日(土) | セルリアンタワー能楽堂 (東京都渋谷区) | 66 | 豊島(後手) |
第2局 | 10月22日(木) 10月23日(金) | 亀岳林 万松寺 (愛知県名古屋市) | 96 | 羽生(後手) |
第3局 | 11月7日(土) 11月8日(日) | 総本山仁和寺 (京都府京都市) | 172 | 豊島(後手) |
第4局 | 11月26日(木) 11月27日(金) | 指宿白水館 (鹿児島県指宿市) | 113 | 豊島(先手) |
第5局 | 12月5日(土) 12月6日(日) | ホテル花月園 (神奈川県箱根町) | 84 | 豊島(後手) |
羽生九段はタイトル通算100期獲得がかかっていましたが、残念ながら実現しませんでした。タイトル戦登場は一昨年の竜王戦以来2年ぶりで、タイトル挑戦まで勝ち上がるのがだんだん難しくなると思いますが、往年のキレのある羽生将棋で新たなタイトルをもぎ取って欲しいものです。
豊島竜王はこれまで棋聖、王位、名人、竜王、叡王のタイトルを獲得しましたが、タイトル防衛は3回連続(棋聖、王位、名人)で失敗していました。やっと防衛がかなって、さらに手強くなりそうな予感がします。
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