
いま使っているタブレット(Apple製 iPad Air2)は2015年7月に買ったもの。バッテリーの劣化が目立ってきていたので、年明け早々、Apple公式サービスプロバイダにバッテリー交換修理に出して、新品同様の状態に戻りました。
主な用途
スマホやノートPCも持っているので、iPad Air2の主な用途は、動画配信(dTV、TVer、YouTubeなど)、電子書籍(dマガジン、Kindleなど)、ニュースアプリ、ツイッターなどの視聴・閲覧です。ゲームはほとんどしません。
WiFiモデルなので自宅で使用することがほとんどですが、たまに持ち出して使う場合もあります。
症状
2年くらい前から、冬になると、バッテリーでiPadを使用中に電源が突然落ちるようになりました。そのままでは再起動できませんが、AC電源につなげば再起動できる状態でした。
バッテリー残量表示が30%前後であっても落ちるので、自宅外では安心して使えません。
そして、この冬はバッテリー残量表示が60~80%でも落ちるようになっていました。
バッテリー交換修理
Apple製品の修理サービスには、2種類(配送修理、持ち込み修理)のオプションがあります。
- 配送修理:Apple指定の配送業者が製品を引き取り、Appleリペアセンターに配送
- 持ち込み修理:Apple StoreまたはApple正規サービスプロバイダへユーザーが製品を持ち込んで修理
Apple公式ウェブサイトの「各製品の修理サービス情報」からたどっていけば、修理の申込み手続きができます。
配送修理にすると日数がかかりそうだったので、今回は持ち込み修理にしました。
以下、今回のバッテリー交換修理の概要を書いておきます。
ウェブ予約
Apple Storeはいつも混んでいて予約が取りにくいので、Apple正規サービスプロバイダのクイックガレージに予約しました。運よく翌日昼過ぎの予約がとれました。
データのバックアップ
持ち込み修理の前にデータをバックアップしておきます。
まず、10GB以上あった写真データをノートPCにつないで保存した後にiPad Air2からは削除。残りのデータと設定はiCloudにバックアップを作成しました。
データが5GBまでならiCoudにバックアップを作成するのが一番簡単だと思います。
診断と手続き
診断でバーテリーの劣化が確認されたので、バッテリー交換価格による修理になりました。
あとは指示に従って手続きを済ませまて、店の滞在時間は20分ほどでした。

実は、1年前にもバッテリー交換しようとしたのだ。バッテリー劣化が許容範囲内と診断され、交換修理に4万円以上かかると言われて断念したのだ。
修理代
バッテリー交換の修理代は税抜13,800円で、支払いは受取り時です。Apple Storeでの修理代(税抜11,880円)より若干割高です。
受取り
持ち込みの翌日夜にSMSで修理完了の連絡がありました。2、3日後に連絡すると言われていたので、早くてラッキーでした。結果的に、持ち込みの2日後にiPad Air2が手元に戻ってきました。
驚いたのは、本体が丸ごと交換されていたことです(製品シリアル番号も変わっていました)。店員にきいてみたところ、iPadのバッテリー交換は、バッテリーを取り出して交換するのではなく、本体ごと交換するとのことでした。
修理保証期間は、修理完了日から90日間です。
バックアップの復元
自宅に帰ってからiCloudにバックアップしておいたデータを復元して、無事に修理前の状態に戻りました。
今後は
今回のバッテリー交換修理で新品同様になったので、なるべく長く使いたいと思っています。
しかし、購入から約6年半も経っているので、気になる問題がないわけではありません。
OSのサポート対象機種から外れる問題
確実に言えるのは、iPad Air2がサポート対象機種から外れるのは時間の問題ということです。
これまで、iPadOSは毎年9月にメジャーなバージョンアップが実施されて、同時に最新OSのサポート対象機種が発表されます。対象外になった機種ではバージョンアップができなくなって、セキュリティ面が不安です。
去年のiPadOS 15へのバージョンアップでは、iPad Air2が対象外になるという噂が事前に流れていたようですが、結果はセーフでした。
次のiPadOS 16で対象外になるかもしれませんが、サポート期間をアナウンスしているWindows OSと違って、その時になってみないと確実なことは分かりません。
なお、新OSの対象外になっても、旧OSのセキュリティアップデートは1~2年程度続けられる模様です。
自宅外でインターネット利用が増えたら問題
いまのiPad Air2はWiFiモデルなので、自宅外でインターネットを利用する場合はスマホのテザリングを利用しています。ただ、スマホは月3GBのプランを利用しているので、テザリングで動画を長く見たりするとすぐ使い切ってしまいます。
これまでどおり自宅での使用がほとんどならWiFiモデルで問題ありませんが、もし自宅外でインターネット利用が増えるようであれば、データ通信が可能なCellularモデルに買い替えたくなるかもしれません。
ストレージ容量の問題
いまのiPad Air2のストレージ容量は64GBです。使用済み容量は、修理前に写真をバックアップして削除したままなので約22GB。空き容量にはまだ余裕があります。
これまでのように主な保存対象が画像や文書であれば問題ありませんが、もし動画も保存するようになったりするとストレージを増やすために買い替えたくなるかもしれません。
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