2月11日(金)から12日(土)にかけて将棋の第71期ALSOK杯王将戦(七番勝負)第4局が行われて、挑戦者の藤井聡太四冠(竜王、王位、叡王、棋聖)が渡辺明三冠(名人、棋王、王将)を破って、4連勝で王将のタイトルを奪取。19歳6ヵ月で五冠を達成して最年少記録を更新しました。おめでとうございます。
対局日 | 対局場 | 手数 | 勝者 | |
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第1局 | 1月9日(日) 1月10日(月) | 掛川城 二の丸茶屋 (静岡県掛川市) | 139 | 藤井(先手) |
第2局 | 1月22日(土) 1月23日(日) | 山水館 (大阪府高槻市) | 98 | 藤井(後手) |
第3局 | 1月29日(土) 1月30日(日) | ホテル花月 (栃木県大田原市) | 135 | 藤井(先手) |
第4局 | 2月11日(金) 2月12日(土) | SORANO HOTEL (東京都立川市) | 114 | 藤井(後手) |
藤井五冠(竜王、王位、叡王、王将、棋聖)は、登場したタイトル戦は奪取・防衛を繰り返して、保有タイトル数を順調に増やしてきました。現在の成績を見ていると、今後も順調にタイトルを増やしていきそうな勢いがあります。こうなってくると、タイトル戦で藤井五冠に待ったをかけるのはどの棋士かに注目が集まりそうです。
一方、渡辺二冠(名人、棋王)は、永瀬拓也王座と第47期棋王戦(五番勝負)を戦っている最中で、3月中に結果が出ます。さらに、4月からは斎藤慎太郎八段を挑戦者にむかえて第80期名人戦(七番勝負)が始まります。渡辺二冠にとっては正念場ですね。
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